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日経平均株価は曜日により影響を受けるか?金曜日は下がるか?

   

hqdefault「金曜日なので週末のリスク回避で株価が下がった」と新聞やニュースでよく言われますが、これ本当なのか?データで調べてみました。他の曜日と比べて本当に下げるのか?

※データは日経平均株価指数の1991年1月から2015年1月までのデータを使用。

各曜日で寄り買引け売りをしてみると

寄り付きに日経平均株価指数を買って、引けに日経平均株価指数を売ったと仮定した時のリターンと標準偏差です。(※日経平均株価指数を直接売買できませんが、日経225先物や指数ETFを大体で使用することは可能です。)

曜日 リターン 標準偏差 取引回数
月曜日 -0.125% 1.36% 1114回
火曜日 +0.010% 1.21% 1198回
水曜日 +0.000% 1.24% 1204回
木曜日 +0.010% 1.27% 1203回
金曜日 -0.061% 1.22% 1203回

この結果だと月曜日と金曜日はザラ場中で下落する期待値があることが分かります。ですから、金曜日は週末リスク回避で売りが出やすいというのはあながち間違っていないようです。但し、それを期待して売りを仕掛けると痛い目にあいそうです。

月曜日の下落ですが、週末リスク回避でいったん売った短期投資家が月曜日の寄り付きで買う割合が多く、日マタギで持ちたくないため引けにかけて売りが多くなると考えると納得できます。

連休前後で寄り付き買い引け売り

週末リスクを回避する傾向があるなら、3連休以上の連休リスク回避をする傾向もあるはずです。

曜日 リターン 標準偏差 取引回数
連休前 +0.079% 1.27% 191回
連休後 +0.130% 1.69% 191回

連休前も連休後もプラスになっています。特に連休明けは安心感からか断続的な買いが入りやすいという事でしょうか。回数が少ないので若干信憑性には劣るかもしれませんが、連休前のリスク回避売りはないとも言えます。

まとめ

1日の寄り付きから引けまでの動きでは月曜と金曜が下がる傾向にあることが分かりました。金曜は週末リスク回避での動きかと思われます。

しかし、連休前リスク回避の売りはなさそうな結果でした。週末リスク回避の動きがあるのなら連休リスク回避の動きがないと説明力が不足します。曜日での傾向は予想通りでしたが、それを補完する連休前は下がっていないので必ずしも休日を挟むために売りが入ったとは言えないと思います。金曜日ということで必要以上に下げを意識する必要はなさそうです。

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