投資初心者のための 鉄壁資産運用

オプションの売りで重要な3つのリスク管理について

      2015/02/21

Google XML Sitemapsオプション売りは勝率が高い取引です。しかし、勝てる金額は売ったオプションの価値が限度ですから、利小損大になる可能性はあります。

「利小」は初めから分かっていることですから、「損大」にならないようにしっかりオプション売りのリスク管理を行う必要があります。

リスク管理1:ITMになる前に

オプションの価値は「本源的価値」と「時間的価値」です。ITMになると本源的価値が生じてくるため急激に損失が膨らみます。ITMではデルタの絶対値がおよそ0.5になるので、先物ラージの半分をコール売りなら売り、プット売りなら買いで保有している状態になります。

ディープ・イン・ザ・マネーに入ると板も薄くなり、決済したくてもかなり不利な価格でないと出来なくなります。そのためポジションを閉じるに閉じれなくなる可能性があるります。ですからオプション売りポジションがITMに入る前に損切りしましょう。

状況にもよりますが、再度買い戻したオプションの外を売ることで一部の損失をカバーすることも可能です。マーケットはずっと上がり続けることもなければ、下がり続けることもありません。このアノマニーを利用しない手はありません。

リスク管理2:証拠金目一杯

証拠金の管理は取引を継続するための生命線なのでとても重要です。仮に証拠金が不足すれば追証をしなくてはいけなく、万が一入金出来ないと強制決済になり多額の損失を出すことになります。そのために売りポジションを取るときには証拠金を使い切らないように注意しましょう。

出来れば必要証拠金の3倍以上は常に保有しておくのが安全です。さらに、いつでも追加入金が出来るように銀行口座にも余裕資産を保持しておくべきです。

すべてのお金を他社の証券口座に入れておくと、万が一追証が発生した時に入金が間に合わなくなります。証券口座で使っていないお金は一旦銀行口座に戻しておくことがベターです。

リスク管理3:トレンドに逆らわない

売りポジションはオプションの時間的価値がなくなるのを狙う戦略です。オプション売りはガンマがショートになっています。そのため、予想と反した動き(コール売りは日経平均が上昇、プット売りは日経平均が下落)が続くとガンマショートによる影響で損失が指数関数のように大きくなっていきます。

ですから、トレンド形成中の場合はそれに逆らったオプション売りを避けるか、もしくはかなり保守的な権利行使価格のオプションを売るべきです。十分に離れたところであればオプションには満期日があるのでトレンドがあってもそれに到達さえされなければ最悪SQ日までには切り抜けることが出来ます。

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