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収入と所得って何が違うの?節税のためにも違いを理解しよう!

      2017/04/03

日ごろ使っている収入や所得という言葉。何気に同じ意味なのか違うのか分かっていないことありませんか?

特に税金関連では、「収入」と「所得」の違いを明確に分かっておく必要があります。何が違うのかわかりやすく徹底解説します。

収入とは?

サラリーマンでは、「額面」に該当します。株式取引では「譲渡の対価の額」(譲渡益ではありません。)に該当します。また、企業や自営業では、「売上」に該当します。つまり、入ってきたお金です。

※譲渡の対価の額・・・株式の売却額です。例えば、1株2000円を100株買い、1800円で売却したとすると損失で-2万円で、売却額は18万円です。この18万円が譲渡の対価の額となります。
収入の例
サラリーマン 額面
株取引 譲渡の対価の額
企業・自営業 売上

所得とは?

収入を得るために必要だった経費を差し引いたものが「所得」になります。

所得=収入-経費

サラリーマンの場合、通常経費は認められていないので収入=所得となります。株式取引では「譲渡益」や「利子所得」に該当します。もちろん手数料は譲渡益からすでに差し引かれています。さらに経費が掛かっている場合は、その金額を差し引いた後の額が所得になります。企業であれば「利益」に該当します。

つまり、入ってきたお金と出ていったお金の差額になります。

所得の例
サラリーマン 額面(収入と変わらず)
株取引 譲渡益-経費
企業・自営業 利益

株式取引での経費って何?

株式取引などでは、必要だった経費を収入から差し引くことができます。例えば、株取引をするのに必要なプロバイダー料金や本や雑誌の購入費、セミナー参加した参加費や交通費経費となります。(経費と認められるかどうかの最終判断は各税務署が行うため、あくまでも一般論です。)

課税所得とは?

所得の金額から所得控除額を引いたものが「課税所得」となります。

課税所得=所得-所得控除

サラリーマンの場合は通常経費は認められませんが、その代わりに「給与所得控除」という控除があり、これが実質的に「経費」となります。また、社会保険料や厚生年金保険料は全額所得控除の対象になります。

給与所得控除

「給与所得控除」は収入によって控除できる額が異なります。給与収入ごとに適用される給与所得控除は下記になっています。(平成29年度分)

給与等の収入金額
(給与所得の源泉徴収票の支払金額)
給与所得控除額
180万円以下 収入金額×40%
65万円に満たない場合には65万円
180万円超 360万円以下 収入金額×30%+18万円
360万円超 660万円以下 収入金額×20%+54万円
660万円超 1000万円以下 収入金額×10%+120万円
1,000万円超 220万円(上限)

グラフにすると↓になります。収入が増えればそれだけ給与所得控除が増えていくのが分かります。

例えば、給与収入が500万円の場合
給与所得控除は 500万×20%+54万円=154万円 になります。

ほかにも所得控除ってあるの?

他にも所得控除は複数あります。

代表的なものとして

  • 基礎控除
  • 配偶者控除
  • 扶養控除
  • 医療費控除

などがあります。

【まとめ】収入と所得の違いは?

収入と所得と課税所得の違い日常的には収入と所得を同じ意味で使っている人も多いのではないでしょうか?確かにサラリーマンにとっては収入と所得はほぼ同じなのですが、ほかの目線で見た時は違いがはっきりありました。

収入と所得・課税所得の違いまとめ

  • 収入…入ってきたお金の合計金額
  • 所得…収入からその収入を得るために必要な経費を差し引いた金額
  • 課税所得…所得から税法上認められる各種控除を引いた額

 -税金
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